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フルムダンベールとは、マイルドな味わいが特徴の青カビタイプのチーズです。青カビチーズに抵抗を感じる方はぜひフルムダンベールを試してみてください。フランスやイタリアからチーズを直輸入する専門店が、フルムダンベールの特徴や食べ方など魅力をご紹介いたします。

サラダはもちろん、ピザやグラタンにも合います。また、フルムダンベールの歴史についてもご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

フルムダンベールとは青カビタイプのチーズで、フランス中南部に位置するオーヴェルニュ地方が産地です。円筒形で表皮は薄くて乾燥し、全体に青カビが見られます。

フルムダンベールの製法は、温めたミルクに乳酸菌と凝乳酵素を加えると、カゼインと呼ばれる乳タンパク質が凝固し、凝固した凝乳からホエイを取り除くとカードができます。カードに青カビを加え、型に入れて水分が出るまで置いておきます。型から出して表面に塩を加え、熟成させるのです。

フルムダンベールの歴史は古く、紀元前1世紀頃にはすでに食べられていたと言われています。フォレ山脈の両側にある町で、ほぼ同じものが作られていたのです。工程にはわずかな違いがあったのですが、ほぼ同じチーズだったそうです。

しかし、どちらの町も自分たちのチーズが本物だと言い張ったために、西側の町のチーズはフルムダンベール、東側の町のチーズはフルムドモンブリゾンと別々の名前で呼ばれました。

また、8世紀に彫られたラ・ショールム教会の建築遺産には、ハムやソーセージ・卵など地元で生産されて食べられていたものが刻まれていますが、その中にフルムダンベールが見られるのです。

フルムダンベールには、興味深い歴史背景があります。18世紀に貨幣の代わりにフルムダンベールが使われ、チーズ製造施設や厩舎などに使われる建物を借りる際に取引されていました。

青カビタイプのチーズは独特の刺激やコク、塩味が特徴です。フルムダンベールは青カビの多さから刺激が強そうに見えるかもしれませんが、クリーミーな味わいで食べやすさが魅力です。塩味も控えめで、ナッツのようなほのかな甘みが感じられます。

フルムダンベールはとてもマイルドで、青カビタイプを代表する食べやすいチーズとして知られています。

フロマージュ ドゥ ミテスは、丁寧に作られた上質なチーズを直輸入するチーズ専門店です。ギフトに向いているチーズをお探しの場合は、ぜひフロマージュ ドゥ ミテスをご利用ください。

青カビタイプのチーズはたいてい食べ頃を迎えたちょうどよい状態のチーズが店頭に並んでいるので、青カビがムラなくキレイに入っているものや色ツヤのよいものを選びましょう。

そのまま食べる場合にはフルムダンベールの形状は高さが特徴的なので、最初に横に切ってから放射状に切るとキレイです。こちらでは、フルムダンベールの食べ方をご紹介いたします。

青カビタイプの代表的な存在であるフルムダンベールチーズは、クリーミーでマイルドな味わいが魅力です。食べやすさは青カビチーズの初心者にもおすすめですが、奥深い味わいはチーズ好きな上級者からも支持されています。

ワインと一緒にそのまま食べるのもよいですが、料理に使うのもおすすめです。様々な食べ方を試してみてください。

フロマージュ ドゥ ミテスでは、フランスやイタリアから直輸入したチーズを種類豊富に販売しております。チーズづくりの歴史と伝統がある国々の農家や小規模生産者が自然の恵みを受けながら丁寧に造り上げたチーズは、ワインや料理にピッタリです。

ワインに合うおいしいチーズや珍しいチーズのお取り寄せは、ぜひフロマージュ ドゥ ミテスでお買い求めください。