チーズには白カビチーズや青カビチーズ、ウォッシュチーズなど数多くの種類があります。牛乳を加工しただけのシンプルなチーズを様々な方法で熟成させることによって、異なる味わいが生み出されるのです。熟成チーズはどのような方法で作られているのか、製造過程をチェックしてみましょう。
MOFチーズ熟成士エルベモンスが手がける絶品チーズを販売するフロマージュ ドゥ ミテスが、チーズの種類ごとの特徴を解説いたします。また、チーズの銘柄についてもご紹介いたしますので、ぜひお気に入りのチーズを探してみてください。
熟成チーズには様々なタイプがあります。こちらでは、白カビチーズや青カビチーズ、ウォッシュチーズの種類や特徴をご紹介いたします。
白カビタイプ
チーズの表面に白いカビを繁殖させる白カビチーズは、世界中で愛されています。
白カビチーズは、牛乳から作られたフレッシュチーズに白カビを混ぜ込むか、スプレーで吹きかける方法で製造していきます。こうすることで白カビがチーズの表面に繁殖し、酵素を出しながらチーズを熟成させてくれるのです。白カビチーズは熟成が進むにつれて中身が柔らかくなり、とろりとした食感が生まれやすくなります。
白カビチーズの中でも有名なのは、チーズの女王と呼ばれるフランスのカマンベールです。ほかにも、クロミエやシャウルス、ヌーシャテル、バラカ、ブリ・ド・モー、ブリ・ド・ムランといった白カビチーズがあります。
青カビタイプ
チーズに青カビを繁殖させて作るチーズには、熟成の段階で独特の強い風味が生まれていきます。白カビチーズと同じようにカビを使って作りますが、青カビチーズは内側から熟成するのが特徴的です。固めたチーズに青カビをまぶすと、チーズの内部にできた隙間から青カビが繁殖し、大理石のような美しい模様を作り出します。
ブルーチーズは香りが強く、味わいは塩味が強いのが特徴的です。熟成チーズの中でも、かなりクセのあるタイプといえるでしょう。
フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンは世界三大ブルーチーズに数えられています。
ブルーチーズはほかにもカンボゾラ、ババリアブルー、フルム・ダンベール、ブルー・デ・コース、ブルー・ド・ジェックス、ブルー・デュ・ヴェルコール・サスナージュ、ダナブルーなど、豊富な種類があります。
ウォッシュタイプ
ウォッシュチーズとは、外側を塩水やお酒で洗いながら熟成させるチーズのことをいいます。もとは中世の修道院で作られ始めたという歴史あるチーズです。ウォッシュチーズは塩水、またはワインやビール、ブランデーなどその土地名産のお酒を使い、チーズの表面を数日ごとに洗って作り上げます。熟成するにつれて内側は柔らかくマイルドになっていきますが、表面は熟して強い香りを放つようになります。
ウォッシュチーズには、モンドールをはじめとしたたくさんの種類があります。エポワスやリヴァロ、ショーム、ラングル、タレッジョ、ピエ・ダングロワ、ポン・レヴェック、マンステール、ラミ・デュ・シャンベルタンなどから、お好みのものを選んでみましょう。
モンドールをはじめ、エルベモンスが手がけた各地のチーズを味わってみたい方は、フロマージュ ドゥ ミテスの通販サイトをご利用ください。チーズ専門店で取り扱っているエルベモンスの熟成チーズは、ご自宅用のほかギフトにも最適です。
白カビチーズや青カビチーズ、ウォッシュチーズなどの熟成チーズは、一流のチーズ職人がたっぷりと手間や時間をかけて作り上げています。特殊な製法で作られた熟成チーズには、奥深い味わいが生まれるのです。
チーズ専門店フロマージュ ドゥ ミテスの通販では、MOFチーズ熟成士エルベモンスが丹念込めて作り上げた絶品のモンドールをはじめ、多彩なチーズをご用意しております。エルベモンスの熟成チーズを味わってみたい方は、ぜひ専門店の通販サイトをご覧ください。
【MOFチーズ熟成士・エルヴェモンスのモンドール】フランスの熟成カーヴより直輸入しております。
製造期間限定、秋から冬にかけての人気チーズです。エピセア(モミの木の一種)の木の皮を回りに巻き、エピセアの板の上で熟成させているので、独特の木の香りがチーズに感じられます。
この香と熟成されたチーズの風味、 艶やかでとろっと滑らかな食感、この季節がやってくると必ず食べたくなるチーズの一つが『モンドールMONS』です。
MOF熟成士エルヴェモンスのモンドールはスプーンですくうと、重量感がありもったりとしています。良質なミルクのコク、そして濃厚なチーズの質感艶やかな輝きは正に真珠の様です。